第一回全日本製造業コマ大戦【承】

全日本製造業コマ大戦について その2。


まず肝心なのはルール作り。
素案はこんな感じ。
【勝敗】
土俵の外に出るか、先に止まってしまったら負け
2連勝した時点で試合終了
勝者は敗者のコマをもらえる(それまでの戦利品を含み総取り)
【コマの仕様】
指で回す事
φ20mm以下
材質、重量制限無し
1グループ1個まで
【土俵の仕様】
φ250mm
凹R700mm
そして、広報。
今の時代、ブログやFacebookと言ったSNSを使えば、情報発信はあっという間に出来る。
それは、報道機関へのリリースや協賛スポンサーや協力者集めも簡単になったと言うことだ。
日刊工業新聞さんや、神奈川新聞新聞さんの食い付きの良さと言ったら、一昔前の報道機関と町工場の関係からは想像できない現象だ。
そこからNHKさんのTV放映にまで繋がるんだから、もはややらない手は無いでしょ。
ルールの中で、日本古来からある遊びのベーゴマに習って、勝者は敗者のコマをもらえる事にしたのが正解だった。
その情け容赦ないルールが興味を引き、ネット上のニュースサイトや、2chにもコマ大戦の話題が載った。
参加企業、選手集めも予想以上のエントリーがあった。
当初10社も集まればと言っていたのが、トーナメントの関係で最大16チームで締切を設けたにもかかわらず、キャンセル待ちでも良いからと、申し込んでくれたチームを含め、21チームにもなってしまった。
定員オーバーのチームにはごめんなさいと言う覚悟でいたのだが、ある方の一言、
「折角おまえさんの想いに乗ってくれた町工場を切るのか?それじゃ、おかしららしくないぞ!」と言われ、ハッとする。
全日本製造業コマ大戦の目的はこうだ。
暗いニュースばかりが続き、大手はこぞって海外へシフトし、今までも厳しかった中小町工場が、よりいっそう厳しくなる中、それを打開するには、我々中小企業の経営者が動いていかない限り道は開かれないだろう。
そのためには、町工場に夢と希望を与える事。子供が将来なりたいとおもう職業にすること。現場で起こる様々なドラマを紙面に取り上げてもらうことだ。

この気持ちを、言い出しっぺのみどりかわより理解してくれての忠告だった。
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