クリック&モルタル

クリック&モルタルという言葉をご存じだろうか。


クリック&モルタルとは、クリックはインターネットの事をさし、モルタルは建物の事をさす。
つまり、

 インターネット上のオンライン店舗と現実に存在する店舗・物流システムを組み合わせ、相乗効果を図るビジネス手法、あるいはそうした手法を取り入れた企業のこと。

クリック&モルタルより
ミナロで商売のひとつである、ケミカルウッド壱番店はまさにクリック&モルタルだ。
この言葉、今まで知らなかったが結構前から使われているらしい。
ミナロでは計らずともその形態を取っていた。
説明にもある通り要は相乗効果だろう。
しかし相乗効果について言えばなにもインターネット(クリック)が関わらなくても良い。
場所や設備(モルタル)、資源や材料、人がひとつのことだけではなく、類似のモノにも関係を持つことでより大きな利益をもたらす。
部品加工屋と金型屋、木型屋と家具屋、産廃業者とリサイクル業者など、余所からみると「同じ設備じゃん、違いがわかんない」と思われる業種が枠を越えて自社で手がけるようになれば相乗効果が生まれる。
基礎となる設備投資は不要、資源の使い回しが出来るので無駄も少ない、多様化すれば人の経験値も上がる。
良いことずくめの気がするのだが。
問題は自ら垣根を越える気があるかどうかだ。
クリック&モルタル、インターネットを絡めることで益々出来ることは増えている。
これからの町工場経営には、現場と窓口の両方が必要だ。
今回はモルタルマンのスマッシュヒットぜよ
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