酸化と錆

材料化学のお勉強から覚え書き。


酸化と錆
一般的な金属は錆びる。
この錆びるという現象を「酸化」と言う。
「酸化」の反対語は「還元」。
主に鉄などを鉱石より抽出する場合、人工的に「還元」されて材料となる。
つまり、一般的な金属は自然界では「酸化」された状態が最も安定しているため、人工的に「還元」された物は「酸化」された状態に戻ろうとする。
酸化還元反応
酸化とは物質が電子を放出する反応、
還元とは物質が電子を受け取る反応。
酸化と還元は常に同時に起こる。
酸化還元反応が起きやすい順に並べた尺度を「イオン化傾向」と言う。
イオン化傾向
(代表的な元素、下に行くほどイオン化しにくい)
リチウム (Li)
カルシウム (Ca)
ナトリウム (Na)
マグネシウム (Mg)
アルミニウム (Al)
亜鉛 (Zn)
鉄 (Fe)
鉛 (Pb)
銅 (Cu)     ↑卑金属
銀 (Ag)     ↓貴金属
白金 (Pt)
金 (Au)
銀より下は大気中で酸化還元反応が起きない。
つまり錆びない。
これらの金属を「貴金属」と呼ぶ。
反対に大気中で酸化還元反応する物を「卑金属」と呼ぶ。
と言うふうに理解したが、どなたか間違ってたら教えてください。
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