キューバ紀行

キューバ旅行を終えて。Dsc_0442


2011年8月6日から一週間キューバに滞在した。
行きは愛さんと二人旅、日本からは20時間以上かかる。
キューバではLA HABANAにあるエミリさんのアパートを根城に、各地をまわった。
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少しエミリさんの紹介を。
愛さんと大学時代の仲間。
20年前、母親の他界をきっかけに単身スペインに移転。
食物不足で死んでいく子供達を憂い、修道僧・シスターと共に中米ホンジュラスへ移動。
キューバより教育者として来ていたMrアブラハムと出会い、キューバ国籍を取得。
ホンジュラスでは教育、キューバでは農業を進めるため中米を行き来している。
いずれ来る食物不足を危惧し大農場を作る計画をしている。
という、壮大な使命感がある方なのだが、レストランでお気に入りのギャルソンが現れるとテレテレになってしまうカワイイ一面も持っている。
キューバ滞在の話に戻り、今回は初めてにして観光客が泊まるホテルではなく現地の人が住むアパートに滞在できたのは本当に良かった。
見える町並みも、食堂も、乗るバスも、キューバ人と同じ暮らしが出来たのは、観光で見るうわべのキューバではなく、本物のキューバに接した気がするからだ。
現地の人と接して、社会主義といえども陽気でやさしく、国を愛し、家族を愛し、仕事も頑張っている姿は、日本人からしてみれば、想像できなかったし、とてもうらやましい。
これを国民性の違いと一言で片付けてしまっていいのだろうか。
キューバの輪タクドライバーでさえも日本の総理大臣の無能さを憂いていた。
それに言い返せない我々日本人は惨めだった。
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そんなキューバは、昨年から商売の自由化がはじまって、車を持っていればタクシーを、庭があればガレージセールをと、一定の納税をすれば商売を自由に興せるようになった。
これにより市場は活性化し納税額も増える。
そのぶん問題も増えるだろうが、アメリカとの不仲により経済封鎖をされ続けているキューバの発展には必要なプロセスだとおもう。
とにもかくにもやはりキューバ良い国だった。
小さいながらもハッキリと物を言い、認められない事はきっぱりノーという。
決して豊かではないが心までは売らない。
そして国民を守り、国民同士も助け合い、国を愛する。
最後の一人になっても国のために戦う国民性だとも聞いた。
中小企業の経営者から見れば、理想の組織だ。


写真を撮りまくりました。
時間があるときにでもご覧ください。
2011年8月6日 キューバ到着の夜
2011年8月7日 キューバの朝
2011年8月7日 EXPOCUBAと国立公園へ
2011年8月7日 HABANA旧市街散策
2011年8月8日 HABANAを観光バスでまわる
2011年8月8日 要塞とカーニバル
2011年8月9日 ちょっと遠出して渓谷を目指します
2011年8月10日 ビーチと峠へ
2011年8月11日 最終日は音楽三昧
2011年8月12日 さよならキューバ
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