独裁と民主主義

独裁と民主主義。
独裁って聞くと、恐怖や力でねじ伏せるってイメージですが、実は民主主義の中から独裁が産まれる。


wikipediaより

独裁者は民主的手続きを尊重する要素が強い事から、民主主義との違いが論じられる事がある。特に、実際に国民の圧倒期支持を受けた上での独裁は、民主政治と区別がつきにくい。一般に民主主義は多数決である事から多数派の意見に従う制度と解釈されがちであるが、実際の所はむしろ少数意見の尊重こそ民主主義の要である。ゆえに多数派の支持を背景として強引に政策を推し進める政治家は、少数意見を無視しているとして、独裁者的であると批判される場合がある。また、少数意見の尊重を前提とした民主政治の手続きの迂遠さは、しばしば独裁者を育む土壌となった。

ポイントは2つ。
少数意見を無視すると独裁と言われる
政治が面倒くさくなると独裁者が産まれる

それにしたって独裁って言葉のイメージが悪い。
しかし良い独裁と悪い独裁があるはずだ。
例えばこんな政策を実行したリーダーはどうだ?
労働環境の劇的改善
累進課税の徹底と所得税の分割
その他国民、特に労働者の待遇改善
景気刺激と経済成長
子育て支援と児童労働の禁止
一見すばらしいリーダーだ!と思うかもしれないが、これをやったのは独裁者ヒトラーだ。
語るまでもなく史上最悪の独裁者となってしまった。
そこで良い独裁とは、歴史と自分の体験から想像するに、
1.このままじゃダメだと思った一部の人たちが世間を巻き込み環境を変える
2.改変が進み意見の違う人々が独裁者不要を掲げる
3.それを見越して次世代のリーダーが活躍できる場を作っておく
4.大義を忘れず悪あがきせず潔く身を引き一切関わらない

そういう意味で自らを独裁者と呼んだ橋下大阪市長は立派な方だと思っている。
良い独裁が続くのは短期間ととらえ、特に必要なのは3の自分以外の次を考えているかどうかではないだろうか。
でもさ、あんまり人のこと独裁者って呼ばないで、これでも結構へこむのよ。。。
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