今期も順調に終われそう

7月決算のミナロは、今月で3期目が終わる。


本来なら事務手続きで手一杯と言いたいところだが、周りが許してくれない。
123-2356_IMG先週末の3連休には、この写真の部品2000枚に追加工の依頼が来た。
相手物に干渉する部分の彫り込み、1枚につき4カ所、計8000穴をほじくる。
貫通穴ではなく、止め穴だったため、どう加工するか色々考えた。
ナッちゃんならどうするかな~、多軸ボール盤でも作ってしまうかな?などなど。
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お客さんはフライス加工を希望しているが、治具にセットしている時間のほうが加工時間より掛かる。
この穴は逃がしにつき、精度も要らない。
よって、ボール盤を使いマグネットによる簡易位置決めだけとし、手で押さえて加工することにした。
穴は貫通してはならないため、ボール盤の突き出しを目一杯下げた状態で高さを合わせる。
そして戻りのストロークが長くならないように、仮ストッパーを付けて、いざ加工に入る。
加工自体は簡単で早い、治具で固定しフライスにかけていては到底間に合わなかっただろう。
無事2000枚完了し、火曜日の朝に持って行った。
だが、なんと、もう2000枚あるんデス。 明後日までにやってもらえますか?
と、言われてしまった・・・
最近繋がりを持った将来のお得意様が困っているのだから、ミナロとしては断れない。
近所の木工所からボール盤を2台、最近プー太郎になった若者1名を調達。
厳戒態勢で臨むことにした。
だが、もう一つ問題があった。
問題と言うより、以前より決まっていたイベントが本日7/21にあったのだ。
そのイベントとは、去年より参加している産学連携、リエゾンポート2005だ。
今年はランドマークタワーで行うそうだが、現状を考えると誰も行けそうではない。
しかし、そうはいっても折角の広報の場だ、無駄にしてしまって誘っていただいた方々にも申し訳ない。
そこで、ミナロの社員と臨時の若者に現場を託して、みどりかわ単独でリエゾンポート2005に行くことにした。
本当は現場に残って作業していたい気持ちではあるが、そうも行かない。
きっとこれからますますこういう事が増えていくような予感がしている。
経営者がそうならなければ会社は発展しないだろう。
今月決算を迎えるミナロが、来期も増収増益を達成できる様にするためには、社長は外で営業する事も大切だ。
今年のボーナスも7桁オーバーだぜ!