会社という船

最近ブログの更新が滞りがちです、スミマセン。
毎日、ミナロへ多数の来客がある。
その中の何人かは、これから先も仕事、生活を続けていく上での夢や希望、現状への不満を話に来る。


会社、上司への期待。
仕事、生活の充実度。
これらを日々考えている。
その様な話に対して、「会社は船と同じだ」と言っている。
船には必ず目的地がある。
目的地がない航海はありえない。
会社も同じように、何らかの目的があるはずだ。
ひょっとして今は無いかもしれないが、昔はあったはずだ。
しかし何十年もの航海で情勢の荒波にもまれ、帆も舵もイカレ、ただ浮く事だけが目的となってしまった会社がとても目に付くのは、気のせいでは無いと思う。
船には必ず船長が要る、会社で言えば社長だ。
船長が目的地を示す事で、乗組員のやるべき仕事が決まる。
そして一艘の船に船長は一人だ。
二人も三人も船長が居たら、だれが決断するのか、だれに従うのか、自分たちがどこへ向かっているのか判らない。
何年も前に「能のない船長に同船した乗組員ほど、不幸な者は居ない」という言葉を聞いた事がある。
航海する船は、瞬間の状況判断と行動が乗組員全員の命に関わってくる。
的確な判断、行動を指示でき無い船長だとしたら、その船は降りた方が良い。
目的地が無いなら作ろう。
海でも山でも、空でも宇宙でも、場合によっては身体の中や思考の中といった目的地でも良い。
ただプカプカ浮かんでいるだけでは、船である意味がない。
あなたの船はどこへ向かっていますか?