コロコロからくり?

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先月より密かに進行していたTVチャンピオン「コロコロからくり選手権」の収録が終わった。


コロコロからくりとは、ピタゴラスイッチのようなカラクリ装置を作り、動きと面白さを競うモノだ。
第2回目の様子はこちら
10月のはじめに、番組制作会社からコロコロからくり選手権第三回目への出演依頼が地域の先輩企業に来た、その繋がりでミナロも呼ばれていた。
そこから約ひと月半で、民家を使ったからくり装置を作り上げなければならなかった。
(今思うとひと月半もあったのかと感じるのだが・・・理由はこの先で判ります)
番組制作側は、なるべく大袈裟で、大がかりで、最後はものすごく単純な結末。
なんでこんなコトを大がかりな装置でやるの? と言うシュールさを求めているらしい。
まずは計画書を書き、書類審査、面談。
しかしこの時期ミナロはめちゃくちゃ忙しかった、とても仕事以外のモノを受けられる状態ではなかった。
この時点では50%のヤル気度。
それでもつき合いがある以上出来る限りはやろうと決意するも、夜な夜な会議を重ねつつ出来た計画書を送るがあっけなくダメだし。
会場になる民家の選定も出来ていない。
なにをどこで作るか決まらないうちに、すでに一週間以上が経ってしまった。
なのに監督は出演を断る事は考えていない。
これから始まる地獄が見えないようだ。
もうこの時点ではヤル気度10%
制作会社からのダメだしを解消し、出来た計画書はまるっきり最初のモノとは変わっていた。
全然面白そうではない装置になっていた。
すると制作会社からは「最初の案に戻してもイイです、というか戻してください」という雰囲気になっていた。
この時点で残り2週間、今更最初の案でからくり装置を作り上げることは不可能だった。
それでも文句を言いつつ監督は出演を断る事はしない。
こちらのヤル気度は1%未満になっていた。
がしかし、監督の悪運は強かった。
ミナロが会社としては協力出来ないが、見るに見かねた職長なかむらとアニキが仕事が終わった後と休日に装置を作る。
D-Laboさんも一度やると決めたからにはとことん付き合うと、夜遅くまで作業を行う。夜を明かしたこともあった。
最初はそっぽ向かれていた監督の社員の中にも協力する人が出てきた。
そして作り上げた装置の審査本番が先日10日に収録だったのである。
その結果は次回に書く(と思う)