倒産した会社(7)

土地建物の適正価格。


自社の土地建物を相場の4割も安く見込んでいたのはなぜか?
担保である土地に付いている、根抵当権の価格を売買価格だと思っていたのだ。
登記簿の履歴によるとバブルの絶頂期には7億円モノ根抵当権が今ではその4%にしかならない。
右肩上がりの時代の土地は、実際の価格にプレミアが付いていたが、現在は売買相場の6割程度しか見ていない。
これは金融機関の都合による基準をそのまま受け入れているだけだ。
自ら世間の情報を取り入れることをせず、紙に書かれた誰かの都合で作られた数字だけで判断してしまうことは、危険だ。
相場価格で売れれば、殆ど負債が残らない。
自己破産はおろか、任意解散にも持って行ける。
そこでミナロにその金額を融資してもらえるのかを銀行へ掛け合った。
幸いにも、倒産物件に根抵当をつけていた銀行と、ミナロのメインバンクが同じだったこともあり、可能性ありとの返事をもらえたのだ。


銀行としてみれば不良債権になるより売って回収し、さらに新しい融資先が出来るのだからダブルでおいしいはず。
ミナロでも以前より土地建物を買う場合のシミュレーションはしていた。
まさかこんなかたちで買うことになるとは夢にも思ってはいなかったが。
最悪の状況は止められた

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投稿者プロフィール

minaro
minaro株式会社ミナロ 代表取締役
「本当の価値はお金より物事にある」

【名前】
緑川 賢司

【肩書】
株式会社ミナロ 代表取締役
OCASILA inc. 代表取締役
NPO法人 全日本製造業コマ大戦協会 名誉顧問

【プロフィール】
2002年8月、二十歳から15年間勤めた木型製作所が閉鎖に追い込まれ、同業種の株式会社ミナロを起業。
「情報発信、BtoC、連携連帯」をキーワードに、中小製造業の世界で、いち早くブログやSNSを取り入れ、顧客数を1000倍にした。
2012年に『全日本製造業コマ大戦』を立ち上げ、現在までに全国150ヶ所以上で開催、参加チームも全国の中小製造業者を中心に延べ3000チームを超える。2015年2月には『世界コマ大戦』を開催し、7カ国の海外チームが参戦する等、世界を巻き込む一大プロジェクト事業に発展した。
2016年3月、新会社 Ocasila inc.を立ち上げ、「価値ある日本製を世界に通ずるハイブランドにする」をビジョンに、これまでに培った圧倒的な製造業ネットワークを元に中小企業の技術・製品を世界に向けて展開する業務を開始した。

【映画】
未来シャッター 主演
横濱の空の下

【テレビ/ラジオ出演】
NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京
TBSラジオ、文化放送、FMヨコハマ、他多数

【新聞掲載】
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、日刊工業新聞、神奈川新聞、他多数

【受賞歴】
産業Navi大賞2010、中小企業白書2013、メセナアワード大賞2013、総務大臣表彰2014、イベントアワード優秀賞2015

講演依頼.com
https://www.kouenirai.com/profile/8292

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