日本のものづくり力

今週の安倍内閣メールマガジン17号に、日本のものづくり力(経済産業大臣 甘利明氏)のコラムがある。


一部引用

 日本の「ものづくり」の力を更に高めるため、経済産業省では、技術開発支援を進め、「ものづくり」を支える地域中小企業を元気にし、「ものづくり」人材を育てています。
 技術開発については、次世代のロボットや航空機といった先端分野だけでなく、伝統的な匠の技や美意識など、日本ならではの感性を活かした分野についても優れた製品開発を支援しています。
 地域の中小企業を元気にする取組みでは、金型やプレス加工など優れた基盤技術を持つ企業を支援しています。”匠の技”と”IT技術”の融合などにより、技術をバージョン・アップします。
 また今後は、産地の技術など「地域資源」を活用して、新たな商品やサービスを開発し事業にする取組みを手助けして行きます。例えば、山形県では、地元出身のスポーツカー(フェラーリ!)のデザイナーが鋳物・木工の職人
さんたちと協力して商品を開発し、世界に売り出しています。下記リンク”大臣の写真”)にある写真の通り、新しい鉄瓶は、モダンな匠の技ですね。

また政府インターネットテレビの中で大臣は経済の発展には、労働力、資本、技術革新が必要だと言われている。
これから減っていく労働力を補うためには、定年の延長や、主婦層の労働力等を採用し、資本は海外から出資してもらう。
技術については地場の資源を利用したり、今まで縁のない業種間での融合が有効だと言われている。
確かに異業種での融合が多くなれば様々な製品が生まれてくるだろう。
魅力的なモノを作り出すことが日本経済の存続には必要だ。
大手企業の中にはすでに景気の見通しを下降とみているところもある。
中小零細の我々には好景気の実感がわかないまま元通りといった感じ。
良い方針ではあるが浸透するには時間が掛かる、零細町工場が海外からの資本は期待できないとしても、我々で出来ることは世間を待たず行動に移す。
仕事を仕組みを待っているだけではなく、自らすすんで横の繋がりを持ってはいかがだろうか。
また経済産業省では第二回ものづくり日本大賞の募集をしている。
「製造・生産プロセス」部門
「製品・技術開発」部門
「伝統技術の応用」部門
「海外展開」部門
「青少年支援」部門
の5部門だ。
ミナロではどれもあてはまらないが、ここを読んでいただいている方の中には対象となる方もいるだろう。
第一回のものづくり日本大賞ではミナロと関わりを持つ(株)インクスさん、(株)新興セルビックさんも受賞している。
技のある方は是非応募して「ものづくり名人」の称号を授かっていただきたい。
第二回ものづくり日本大賞
・・・ミナロってば昨年11月のものづくり自慢大会でリストラ自慢をしてしまう会社なんです。
ここにも名人はいるかな?