ワーキングプア

最近の雇用事情は複雑だ。
新卒は売り手市場で、大手がごっそり採用し足りない状態だと聞くが、一方ではワーキングプアといった働くより生活保護を受けた方が実入りが多いのでは?といったニートやフリーターも沢山いる。


この違いはどこから来るのだろうか。
正規雇用にならない本当の理由はいったい何だろうか。
企業側の問題もあれば、雇用される側の問題もあるだろう。
人もお金も足りないのがほとんどの中小企業の感想ではないだろうか。
大手は資金力を活かし、有能と思われる若者を2007年問題という言い訳で大量に雇う。
だが今度は成果報酬という大義で昇給は無い。
実際は採用した新卒のうち何割かが育てば良いのだろう。
こぼれ落ちた労働者を中小企業が格安の賃金で拾う。
多く払いたくとも払えないのが現実。
できれば仕事があるときだけ来てもらう非正規雇用が理想だ。
今年新卒で就職した者の中からも近い将来ワーキングプアな人達が出てくるのは間違いない。
この国は企業を存続させるためのお金がかかりすぎる。
法人税、消費税、固定資産税、雇用保険、社会保険、等々
その納税額はまともな黒字企業で一年のうち4ヶ月は国のために働いているようなものだと読んだことがある。
人を雇いたくても雇えない、仕事はあるけどいつ暇になるか判らない、黒字で納税しなければならないのにキャッシュが無い・・・
資本の無い中小企業は一発当てるまでは、な~んにも出来ない。
当たりが出るまでガマンできるかどうかが勝負と考えると、いくらギャンブル好きだとしてもベンチャー企業にはノリたくない。
すべてが企業努力と自己責任だと言えばそれまでだが、大手企業が率先して壊してきた日本的経営だった終身雇用、年功序列が崩れた今、コツコツ地道にやっていくしかない業種の人々にとって明るい未来は来ないのだろうか。
日本で夢を見ることは限られた一部の人だけしか許されないことなのか。
この人は上手くやっている
blogランキング