ロボットに期待する関係は?(まとめ)

日刊工業新聞社依頼 【ブログ討論会】 「アナタはロボットとどんな関係を期待しますか? 」に沢山のコメント&TBをいただきました。
こんなロボットがほしい、こんな関係を希望するといったご意見をまとめてみました。


一番多かった意見は、
●補助してくれる存在、秘書や執事
デハボ1000さんのコメントでは、

いわばかなり高い補完機能を持った秘書みたいなものでしょうか。
一例として、知的補完を意図するロボットなんかどうでしょう。毎日の作業(たとえば炊飯の米とぎ、洗濯物の取りいれ作業なんか)を手を取って教え込み、徐々にそのような「ノリッジ(知識)」を増やしていく。極端な場合、糠どこのかき混ぜなども。そして、極端な場合、口述筆記などまで。
中略
これでも分かると共に、書いてみると意識としては秘書というよりかなり頭のいいペットという概念ですよね。

ロボットとともに生活し、その行動やノウハウを記憶させられないかと。
堀内@京都真創さんからのTBでは、

私は今後、健康に特化した『目玉オヤジ』のようなツールが出てくるのだろうと予測しています。
現在の健康ブームの中で、食育や管理栄養士によるカウンセリングなど、日々の健康管理に食生活の見直しやカスタマイズが注目を浴びています。
またお母さん方にとって、日々の献立を考える作業はなかなか頭を悩ませるものでもあります。
そんなところへカロリー計算等を含めたバランスのとれた食事の提案をしてくれるツールやサービスがあると便利なことこの上ないのではないでしょうか?
更新も兼ねて栄養士さんのチェックがあるとより信頼性が高まりますね。

と、健康と食に関するアドバイスをするロボットの出現を予測されています。
現在では しゃべる!DSお料理ナビなんていうソフトもあるぐらいですから、家庭内ロボットが普及しだせば堀内さんの予測はかなり正確な見通しではないでしょうか。
そして、ダイナマイザーの産みの親でもあり、ロボット研究に力を注いでおられるとみいさんは、

私にとっての究極のロボットは執事です。
近い将来タバコ一個でも買ってく来てくれたら、相当可愛くなると思います。
そのような時代がくると確信し人型で、実験をしています。
人型の必要があるかないかは、その利便性にもよりますので、今のところなんとも言えませんですね。

と、すでに執事ロボの実験まで取り組まれています。
ですが、危険性に対しても、

私自身は、ロボットはまだ操縦しないと気がすまないオールドタイプなので、未来には期待しています。
注意しないとならないのは国民性の違いはあるかもしれませんが、米国の現状を見る限り、先進国はガンダムのような方面の発展は避けられないでしょう。
一体機械に殺される人間はどう思うのでしょうかね。すでにはじまっているとも聞きますが・・・

のようにロボットの軍事利用に対して危惧されています。
補助が目的ではあるがもっと具体的な意見では、
●災害救助
はがせんむさん

災害や遭難で活躍している犬がいますが、そういった災害救助ロボットみたいな分野がもっと発展したら良いかな~と思います。

●話し相手
マッサーさん

僕だったら、話し相手ロボットが欲しいですね。
お年寄りのお茶飲み友達というよりも、ブレーンストーミング出来るような間柄のロボット。
ブレーンストーミングが出来るような、刺激的な人ってだいたい忙しい人がほとんどだから、なかなかお会い出来ない。そこに本やセミナーCDなどから情報を仕入れてくれるロボットがいて、意見を交換出来たりしたらいいなって思いました。

●ヒューマンチックな関係
tmzksさん

ロボットの目的によっていろいろな関係ができると思いますが、機械と人間という関係より、人間と人間の関係に近いヒューマンチックな関係を築けるロボットがあったら面白いと思います。
あまり進化し過ぎるとコワイですが。

●人間と同じくらいの力と重さで
あおさん

人以上の作業ができる存在より人と同じ作業ができるほうが生活レベルではきっと便利。力も重さも人間と同じ位がいい。
パワーがありすぎると万一システム暴走したときに大変だし、重量は人間と同じ程度でないとぶつかったときや倒れた時の危険度が増す。

また、ロボットに補助は求めるが、知識や感情はいらないといった意見もありました。
●ロボットに感情はいらない
伊藤@蒲郡製作所さんのTBでは、

私はロボットとはあくまで道具としてのつきあいを希望します。人生のパートナーとして、ロボットとつきあうことは、現状ではイメージできません。SF映画で、心を持ったロボットが登場しますが、私はロボットに感情は必要ないと思います。

オダさんのコメントでは、

ロボットはあくまで補助として機械やCADCAMのように、指令は基本的に人間が与え、それに忠実に動く 程度がいいと思います。
洗濯機が「そのシャツ昨日も着てたでしょ作業着は毎日洗わないと汚れが染み付いて取れなくなるんですよ」とか言ったら・・・・
・・・声の質とタッチが選べたら結構いいかもww

yotchさんは、

人間の感覚・記憶だけでは、難しいような事を補助してくれるみたいな感じです。
人間とロボットが対等になると、何かの誤動作で人間の言うことを全く聞かなくなってロボットが地球制覇されても困りますし(笑)

Gs-FieldさんのTBからは、

僕が考えるロボットは、あくまで人間の補助的な道具であって、そこに感情はなく、指令したことのみ行動するもの。
人間の作り出すものは、100%確実なものはないと思うので、ロボットが判断し行動するようなことはあってはならないと思います。
ロボットは、データを集計し結果を出す。その結果を基に人間が判断し行動する。
その基本形態は、どこまで進化しても変えてはいけないものだと思います。

口うるさいロボットくらいで済めばいいのですが、人に危害を加える存在となったらやっかいですね。
あくまでも人間のコントロール下に置くのが安心してロボットとつきあえるというご意見です。
●とにかくカッコイイやつ希望
小型ロボットの筐体作りを仕事にされている GAGAさんは、

でもやっぱり夢のロボットはフェラーリのようなカッコイイ外装の自分で操縦する次世代自家用車ロボットです。

ばなりぱ さんは、

私が今欲しいロボットは日産のデュアリスのようなロボットです。

カッコイイとは多少違いますが、
ダーストリオムーン@ミナロは、

多分、これからどんなロボットが開発されても「ああ、あの映画(アニメ)の「○○」だね。」って言われるんじゃないでしょうか。そんな事から考えると今後の「ロボットの形」は工学的な分野とは違う分野の「意思」で決定されていくのではないかと思います。

という前置きで、

個人的にあったらいいなと思うロボットは…
なんだろ?「ナイト2000」かな。

男子にとってカッコイイ、女子にとってかわいいは、欲しいと思う重要な要素ですね。
●すばり「エロ」
masaさんのコメントでは、

その昔、VHSが普及したのは「エロ」の力だとか(脱線しましたが
まちがいなくロボットもその方向でいけば普及するでしょう~!
私とロボットとの関係は「エロ」です
キャメロンディアスみたいなロボットと・・・

もうこれは避けて通れない事実です。
エロのためなら時間もお金も惜しまないというのは人間の性(さが)でしょう。
あとはそれをどうやってカタチにするかですね。
ちなみにですが、映画「A.I.」に出てくるセクサロイドが最後に言う台詞「俺は存在した!」という言葉がとても印象的でした。
●エロも戦争も人のため
博多の森と山ちゃん からはとても深い内容のTBを頂きました。
日常生活に役に立つであろうロボットを4つに分類、

1.防災、災害対応
  人間が立ち入れない、活動できない場所で対応できる。
  爆発、放射能等の危険を伴う。有毒ガスが充満している。
  煙で進入ができない場所。
2.警備対応
  会社、ビル、公共施設の巡回警備、パトロール。
  火災、不審者への対応。
3.癒し対応
  ペットとして。
  あるいはある程度の話し相手として。
4.介護対応
  今後も高齢化が進むに連れ、重労働である介護支援のロボット化は
  至上命題であろう。
  実用化はまだ先のことではあるが既に社会的問題となっている介護については
  ことさらロボット化の支援の要請は大きくなる一方だろう。

そして、ロボットとの関係に期待するモノは、

先ず1点目。
性関係をロボットに求める。
人間が生活する際に必要不可欠な性に関する行為。
中略
そして2点目。
兵隊ロボット。
太古の時代からこの世から決してなくなることのない争い、戦争。

この記事の最後にこう締めくくってある。

目の前に立つロボットを眺めながら自分自身人間とは如何に野蛮な動物、畜生なのかを思い知らされることが最大の目的でありそしてロボットに最大限期待する関係と書き留める。
その思いへの感知、気づくことによりその行為を取りやめることになれば最大の我が目的に達したことになるのだが。果たして未来は如何なることに。。。

人の心を持たないロボットを見て、人は何を思うのだろうか・・・
とても深いテーマです。
そして最後に物語りをひとつ。
Mr.t.の作品です、

人型ロボットの中で唯一、「プロフィールモジュールα」の装着ができる。
プロフィールモジュールα・・・   人間で言えば、性格や経歴のようなもの。

この辺りの設定に非常に興味を引きました。
本気で数兆円借金して開発しようかな。w
さらば、ロボット
沢山のご意見ありがとうございました。
やはりロボットに対する人の期待は様々で、信頼出来るか出来ないかによって人との関わり合いに線引きをするのでしょう。
今回のテーマは思ったより難しく、皆さんには負担をお掛けしたことをお詫びいたします。
神が人間を作ったとするならば、ロボットを作った人間はロボットから見れば神になるのか。
神が人間に求めたモノはなんだったのでしょうか。
それは人間がロボットに期待するモノと同じなのではないでしょうか。
天上界の会議を聞いてみたいですね
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投稿者プロフィール

minaro
minaro株式会社ミナロ 代表取締役
「本当の価値はお金より物事にある」

【名前】
緑川 賢司

【肩書】
株式会社ミナロ 代表取締役
OCASILA inc. 代表取締役
NPO法人 全日本製造業コマ大戦協会 名誉顧問

【プロフィール】
2002年8月、二十歳から15年間勤めた木型製作所が閉鎖に追い込まれ、同業種の株式会社ミナロを起業。
「情報発信、BtoC、連携連帯」をキーワードに、中小製造業の世界で、いち早くブログやSNSを取り入れ、顧客数を1000倍にした。
2012年に『全日本製造業コマ大戦』を立ち上げ、現在までに全国150ヶ所以上で開催、参加チームも全国の中小製造業者を中心に延べ3000チームを超える。2015年2月には『世界コマ大戦』を開催し、7カ国の海外チームが参戦する等、世界を巻き込む一大プロジェクト事業に発展した。
2016年3月、新会社 Ocasila inc.を立ち上げ、「価値ある日本製を世界に通ずるハイブランドにする」をビジョンに、これまでに培った圧倒的な製造業ネットワークを元に中小企業の技術・製品を世界に向けて展開する業務を開始した。

【映画】
未来シャッター 主演
横濱の空の下

【テレビ/ラジオ出演】
NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京
TBSラジオ、文化放送、FMヨコハマ、他多数

【新聞掲載】
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、日刊工業新聞、神奈川新聞、他多数

【受賞歴】
産業Navi大賞2010、中小企業白書2013、メセナアワード大賞2013、総務大臣表彰2014、イベントアワード優秀賞2015

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