産業革命とコンバートEV

このところ、大手自動車メーカーが電気自動車(以下 EV)を続々投入し始めた。
EVが売れることはとても良いことだが、どういうわけか下請けである我々はいっそうコストダウンを迫られる・・・


このコストカットの流れは既存の大メーカーが上流である限り、バブルの再来でもなければ、我々中小零細企業が潤うことは無いだろう。
そんな中、すでにある自動車を改造してEVにしてしまおうという計画があちこちの市町村で起きている。
中小企業やベンチャー企業が主体となってプラモデル感覚で、エンジンからモーターへ、タンクからバッテリーへと交換したコンバートEVが、まだ数は少ないが着実に増えている。
そこで今回は「コンバートEV、カスタムEVを実施すれば中小と大手の立場が逆転する!」と、日頃から力説されている、東京大学総長アドバイザー 村沢義久先生の講演会を行います。
【記念講演会】
“21世紀の産業革命とコンバートEVの役割”
“スモールハンドレズ 小企業群が市場を拓く 新たな時代の幕開け”
東京大学総長アドバイザー 村沢義久先生
平成23年1月24日(月) 13:30~15:30 無料
横浜市工業支援センター6F(ハイテクセンター内)
(シーサイドライン産業振興センター下車徒歩1分)
お問合せ先
よこはま金沢カスタムEV開発企業連合準備会 事務局
FAX:045-780-1471
申込用紙はこちら(20110124customev.pdf)


今日はその打合せで村沢義久先生と初対面したのだが、経歴がすごい方だけあって話も堅いかとおもいきや、みどりかわと同じ想いを持っておられた。
これからは中小企業が経済を引っ張っていかないと立ち行かなくなる、
そのためには横の連携で、作業の分散が必要だ、等々。
みどりかわの想いはこうだ。
今回のコンバートEV、カスタムEVはそのきっかけに過ぎない。
これが成功すればもちろん良し。
しかしうまく軌道に乗らなかったとしても中小企業群が立ち上げるきっかけになってくれれば・・・
それが一番の目的だ。
改造EVの話も面白いが、村沢先生の考えるこれからの中小企業論ってのはもっと興味深い。
空席わずからしいので先生の話を聞きたい方は是非早速申込みしてください。
村沢義久先生の経歴 ウィキペディアより

1979年7月ベイン・アンド・カンパニー入社の後、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン日本代表、ゴールドマン・サックス証券M&A担当バイス・プレジデント、及び モニター・カンパニー日本代表を歴任。さらに、 サイクロン・コマース・インク日本代表やコラボ・テクノロジー取締役を務めた後、 2003年4月より東京大学非常勤講師。2005年9月より東京大学サスティナビリティ連携研究機構特任教授。2010年4月より現職。
コンサルタント時代の専門分野は企業戦略、コーポレート・ガバナンス、企業提携、財務戦略、流通改革、IT戦略、人事制度構築など。また、株主価値最大化を軸とした経営改革を推進した。
東京大学ではサステイナビリティ学連携研究機構に所属し、「燃やさない文明」を提唱。電気自動車の普及と太陽光発電を中心とした低炭素社会の実現に注力している。
電気自動車時代には、産業構造が大きく変化し、これまでの「ビッグスリー」に象徴される大企業によるピラミッド型の産業構造が崩れ、「スモール・ハンドレッド」とも言うべき多くの完成車メーカーと、汎用部品を作るメーカーによる水平分業型の産業構造になると指摘している。

それでまぁ、なんとこの講演会で、みどりかわが司会を務めます。汗
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