ガンダムで復興

今日の日刊工業新聞に「ガンダムで復興」という記事がデカデカとあった。
読むとガンダムは象徴であって本物は作れないと。
うむその通りだ。
だから、そういう象徴があってわかりやすい目標が技術力を上げる事になると、ミナロは10年前から言っているのさ。


G68年前ミナロは作った。1/10のガンダムを。
1800mmでそれでも当時は最大の大きさだった。
ミナロ=ガンダムの会社と呼ばれるほどだった。
その頃、群馬県でランドウォーカーという人乗り二足ロボットが作られた。
とても遊び心のある工場だ。
そのロボットは動くだけでなく、ガトリング砲でタマを撃てた。
あちこちのTV番組で取り上げられていた。キムタクも操縦していた。
そのランドウォーカーの登場で、いよいよ人乗り二足ロボットの時代か、と思ったがなかなか進まない。
一応一機3000万円でセコムが買ったのだっけかな。
その時思った。
ランドウォーカーはすごい面白い、でもイマイチ普及しないのはライバルが居ないからだ!と。当時ミナロのある工業団地では本気でランドウォーカーの対抗ロボットを作ろうという計画していた。
しかし残念ながらその計画は流れた。
あるTV番組出演のためコアとなる工場がそれどころじゃなくなってしまったのだ。
それ以降二足ロボット製作熱は冷めてしまった・・・
ランドウォーカーを作った群馬の榊原機械さん、今はキッズウォーカーという子供用も作っている。 ホント愉快な会社だ、うらやましい。
もしあのとき、ミナロもその遊びにのっていたら、今頃実用レベルの復興ロボが出来ていたかもしれない。
少なくともロボット対戦はおきていただろう。
ミナロの体力を考えると、沢山の遊びを同時にすることは出来ないし、ひとつ遊んだらしばらくは稼ぎに集中しないと潰れてしまう。
それに遊びにも情熱が必要だ。 一旦冷めてしまうとなかなか燃え上がらない。
この先、ミナロが二足ロボットに携わるかどうか約束は出来ないがやりたい気持ちは常にある。
ミナロ設立からもうすぐ10年、色々考えが変わってきた。
変わったと言うより、増えて絞っての繰り返しだ。
今はまず、食べ物とエネルギーに関して世に訴える。
それが現在のミナロのテーマであり、わかりやすい目標でアナハイム計画という象徴だ。
これがうまく行けばその先を考えようと思う。
人気ブログランキングへ
このブログは「製造業ブログランキング」に参加しています、
面白いと思ったらクリックお願いします。