千客万来 その2

昨日の続きです。


もう一人の方は、このミナログへも何度かコメントを頂いてる方だが、最近リストラにあってしまった。
近況や今後の身の振り方を話に来てくれた。
リストラにあったとはいえ、前の勤め先を恨んでいるわけではない、むしろ技術の伝承を考えれば一旦は外に出ようともその会社とは関わっていきたいと考えている様。
とりあえず無職となった今は、出来るだけ色々なところへ勉強、見学をしに行く事に重点を置いている、将来は製造業の横の繋がりを多く持ち、コーディネーターとして手腕を振るいたいというのが希望だという。
また考え方が非常に理にかなっている。
例えば、勉強させてもらうのに給料をもらうことは違うだろう、とか、会社の利益に貢献していないのに給料をもらえるわけがないとか、ある意味当たり前の事だが実践できない会社組織が多い中、とても共感出来る。
ミナロは始めた当初から、利益が出なければ給料が出ない覚悟は皆もっている。
最近は軌道に乗ってきたのだろうか、仕事の山谷はあるモノの、全般的に人手不足である。
とくにCADを使った設計やモデリングが間に合わなくなる事が多い。
その事をふまえ、「無給だがCADを勉強しに来てはどうか」と提案したところ、「これからの製造業にはCADの知識は必要不可欠だと思う、是非やりたい」と快く引き受けてくれた。
もちろん勉強中とはいえミナロの実務であれば手当を払うことは言うまでもない。
その期間をしばらくもうけて、将来CADを使い仕事になるかどうかの判断をお互いがすれば良い。
お金の面でも、責任の面においても互いが迷惑をかけたくないと言う気持ちを優先させるのがベストだと思う。
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