ライブドア事件

この件はすでに過食気味の人も多いだろうから、ほんの少しだけ触れておく。


今回の堀江社長逮捕で業務提携していたはずのフジテレビでさえ、賠償請求をすると言いだした。
あのとき交わした業務提携ってこんなもんだったのか~、と残念な気持ちだ。
結局表面だけ取り繕った手打ちだった、シャンシャンとね。
他の提携先もこれを機に解消するといっている。
犯罪者に手をさしのべる事はしないというのはごもっとも。
しかし身内がしでかしたミスによる混乱は、本人に変わってでも原状回復しなくてはならないという気にはならないのか。
少なくとも我々中小零細企業の繋がりでは、仲間が困っていたら助ける。
直接助けられる状況ではなくても、なんらかの頼りを渡す。
表面上だけの提携なんて何の役に立つというんだ。
つづく・・・

ここらかは少しうがったみかたをしてみる。
興味のあるかただけ読んでください。
ライブドアの株価がここまで落ちると、今までとは逆に、買収の標的となる。
M&Aを繰り返し、今風の乗っ取り屋とまで言われたライブドアが買収したグループ会社の中には、業績の良い企業もある。
その銘柄が格安で手にはいるのだ、投資会社がほっとくわけない。
そろそろ売買成立しても良さそうな株式市場では、明日はライブドア株のみ特別に後場だけの取引にするそうだ。
もしライブドア株の売買が再開したら、取引数がハンパじゃなくなる。
それを考慮しての措置である。
ということは市場の見方は、明日からライブドア株の売買が成立する。
明日のストップ安は126円、きっと間近で寄りつき、ストップ高まで一気に昇るだろう。
そこで再びフジテレビの出番だ。
もしフジテレビが寄りつきで3億株を買うことが出来れば、ライブドアの40%以上の株を手に出来、実質ライブドアとその子会社を支配できる。
126円の3億株は378億円だ。 フジテレビに買えない金額では無いだろう。
フジテレビの嫌いな堀江元社長ら役員を抜きにして、まるっと手にはいるのだ。
しかしフジテレビはやらないだろうな。
「業務提携先の不祥事はうちが全部面倒見る!」といってくれればカッコイイのにね。
いったいどこが買っていくのか