製造業のブラックジャック

ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘の小島さんが 中小企業が生き残る一つの方法:ブラック・ジャック化 というエントリーを書かれている。


ブラック・ジャックとは、無免許だが超一流の腕を持ち、ワケありの患者から高額手術費を取る医者だ。
このブラック・ジャックのようにそれなりの技術をもち、相場をはるかに超越した「価格設定」にすることを提案されている。
製造業でもたまにコレ近いモノを見かけることがある。
最新の加工機やCAD,CAMはまさにこの分野だし、最初のひとつ目を作る試作品も同様の製品達だろう。
とはいっても誰しもが出来るモノではなく、かな~り特化した製品でなければ高額製品にはなら無い。
フツーの製造業ではそこまで出来ないだろう。
とても価格設定を他社の何倍にも出来る自信はない。
やっぱりナッちゃん仕事の方が多いのかな?
アイデアも技術もすごいのに、もらえるお金はたいしたこと無い・・・
「助けて」と言われると断れない、材料が余ってたらタダであげちゃう・・・
その代わり、設計する楽しみと、作り上げる楽しみと、お客さんに喜んでもらえる楽しみがもれなくついてくる。
お金かやり甲斐か、どちらも沢山あることに越したことはないけど、自然とバランスがとてれいるのではないのかな。
工場によってはお金も楽しみもついてこない場合もあるけどさ。
(それが一番問題か)
製造業でブラック・ジャックになった人ももちろん居る。
岡野工業の社長とかね。
ブラック・ジャックとまでは行かなくても、アイデアと知識が技術に結びついた人達を増やすことが製造業にとっても重要であることは間違いないでしょう。
ちなみにおかしらはキャプテン・ジャックでよろしく。(w
アッチョンブリケ