倒産した会社(6)

すでに倒産を決めてしまった会社ではあるが、自己破産だけは止めたかった。


「倒産しました」の連絡を受け、社長本人と話をしてみた。
すると、こちらが予想していたより負債は少ない。
借入金と買掛売掛の差し引きをたして、自社の土地建物代を引くと、負債額としては一人頭200万円程しか残らない。
車を買ったと思えば返せない額ではない。
そこで、自己破産することは無いだろう! もう一度弁護士と話せ!と伝えた。
だが、肝心なのは土地建物が適正価格で売れるというコトだ。
もしも自己破産による競売になってしまったら、適正価格の6割ほどになってしまう。
しかもそのお金は税金、基金、給料の未払い、保証協会、売掛という順番で取られていく。
幸い給料の未払いは無かったのだが、売掛の部分である長年取引していた民間企業が一番損をする。
一般的には数パーセントしか戻ってこないと聞いたこともある。
民間企業が連鎖倒産をおこしてもおかしくない状態だ。
そこでミナロが出来ることを考えた。
この土地建物を買い取ることができないものか、と。
つづく・・・


彼らは自社の土地建物の価格が現在の相場より4割以上も低い見方をしていました。
つまり、土地建物を売ったとしても、数千万円の借金が残ると考えていたようです。
それで自己破産しか道はないという判断をしてしまいました。
判断をするための情報収集を怠ると、自分だけでは手に負えない事態を招きます。
零細企業だって世間に対する責任はある

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投稿者プロフィール

minaro
minaro株式会社ミナロ 代表取締役
「本当の価値はお金より物事にある」

【名前】
緑川 賢司

【肩書】
株式会社ミナロ 代表取締役
OCASILA inc. 代表取締役
NPO法人 全日本製造業コマ大戦協会 名誉顧問

【プロフィール】
2002年8月、二十歳から15年間勤めた木型製作所が閉鎖に追い込まれ、同業種の株式会社ミナロを起業。
「情報発信、BtoC、連携連帯」をキーワードに、中小製造業の世界で、いち早くブログやSNSを取り入れ、顧客数を1000倍にした。
2012年に『全日本製造業コマ大戦』を立ち上げ、現在までに全国150ヶ所以上で開催、参加チームも全国の中小製造業者を中心に延べ3000チームを超える。2015年2月には『世界コマ大戦』を開催し、7カ国の海外チームが参戦する等、世界を巻き込む一大プロジェクト事業に発展した。
2016年3月、新会社 Ocasila inc.を立ち上げ、「価値ある日本製を世界に通ずるハイブランドにする」をビジョンに、これまでに培った圧倒的な製造業ネットワークを元に中小企業の技術・製品を世界に向けて展開する業務を開始した。

【映画】
未来シャッター 主演
横濱の空の下

【テレビ/ラジオ出演】
NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京
TBSラジオ、文化放送、FMヨコハマ、他多数

【新聞掲載】
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、日刊工業新聞、神奈川新聞、他多数

【受賞歴】
産業Navi大賞2010、中小企業白書2013、メセナアワード大賞2013、総務大臣表彰2014、イベントアワード優秀賞2015

講演依頼.com
https://www.kouenirai.com/profile/8292

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