65億分の1の悩み

人にはそれぞれ悩みがある。


仕事や計画の失敗、
知人の死、
思いが伝わらない、裏切りなど人間関係。
本人にとってはものすごく大きな問題だ。
しかし、他人から見たら極々小さく、取るに足りない事だったりする。
現代は特に、他人の悩みなどを本気で考えてくれる人は血の繋がりがあったとしても少ない。
あったとしてもそれはたぶん金の繋がりだけで成り立っている。
当然みどりかわ@ミナロにも悩みはあるし、問題は毎日起こる。
そんなときはこう考える。
日本全国1億3千万分の1のこの悩みをだれが取り上げよう。
全世界65億分の1のこの問題がどれほど影響があるというのか。
地球の外には太陽系がありその外には無数の星からなる銀河がある。
宇宙規模で考えれば人の大きさなんてチリ同然だ。
自分の悩みがどれほど小さく影響のないモノなのか認識できる。
そう思えば、この悩みを口にしたところで、聞かされている側はつまんないだろう、一緒に問題を本気で解消してくれる気にはならないだろう、考え方も興味も行動も違うのだから。


しかし人は生きていかなければならない。
自分のため、子供のため、会社のため、地域のため、国のため、世界のため、目的は様々だ。
生きていくからには人は人と話し行動する。
65億分の1の悩みを押しつけるより、65億分の1の悩みを解消してあげられる側になることが人の本来の姿ではないだろうか。
守るべき人、モノがあるのならば特に耳を傾けよう。
他人の人生、自分の命も勝手に奪う権利は誰にもない。
自分の悩みがチリ同然だと思えば、どんなことでも乗り越えられる気がしてこないだろうか?