時代の節目

基軸通貨がドルなのも、もう数年かもね。


スモールサンというゼミで聞いてきた話で、みどりかわが感じた感想。
世界の中心は、かつて英国から米国に移り、また別のどこかに変わろうとしている。
米国がリーマンショック以降回復できないのは、表面には出て来ない不良債権があまりにも大きく、安易にバラまいたドルの回収もままならないからだ。
そして、世界では米国を抜きにした貿易協定や銀行がたち始めている。
米国にとっては裏庭といってもいい中南米では、
CELAC「中南米カリブ海諸国共同体」
TPPよりよっぽど魅力的な、ASEAN+6カ国からなる
RCEP「域内包括的経済連携」
そして、ドルの流通を削減させるために作られた、BRICS銀行だ。
それぞれ米国はまったく介入出来ず、指をくわえて見ているしかない。
じょじょにドルの力は弱まって行くだろう。
一方日本は、RCEPに参加表明し、米国の言いなりになるしかないTPPより先に連携ができそうだ。
これは日本産業界にとって良い話ではあるのだが、円高問題が解消するわけではない。
円高が収まらなければ輸出企業にとって不利となる。
そこで、金融緩和策で日銀が円を刷れば良いという意見もあるのだが、仮に銀行にお金が沢山集まったとしても、どこに融資するのか?
銀行は民間に貸し付けることが使命で、その金利により利益を生み出している。
いくら金庫にお金があっても、ただの紙切れと同じなのだ。
例え話、
スーパーの商品が売れなくて、限界まで値引きをしてます。
それでも売れないから、在庫を増やします。。。

って、おかしいでしょ?
こんなことをやろうとしている人達が大勢いるのだ。
じゃあ、どうする?
お金を貸したくなるような企業をつくればいいんじゃね?
借金を恐れることはない。
むしろだれかが借金をしないと、経済は回らない。
無借金経営はすばらしいが、借金王のほうが世に貢献していると思うんだが。
あなたも高借連(高額借金連盟)に加盟しませんか?(笑)
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