倒産した会社(2)

まわりになにも相談無く自己破産を決めてしまった彼ら選んだ道は正しいのか。


銀行への負債、買掛の残金、受注量の低下、給料の支払い・・・
そう考えると、もういっぱいいっぱいだったのだろう。
これ以上迷惑をかけたくないという一心から、まわりには一言もなく倒産、自己破産を選んでしまった。
弁護士に相談し、後処理の手続きを依頼する、費用も決して安くないのに。
だが、自己破産で本当に迷惑が広がらないだろうか?
弁護士が間に入ったことで、債権者はこれからの手続きをすべて弁護士を通してすることになる。
非常に時間が掛かる債務の整理をして、債権者に配分する。
それでもすべて回収できる可能性は無い、一部でも回収できれば御の字だ。
債権額が多ければ連鎖倒産が起きてもおかしくない。
迷惑を掛けたくないという考えた行為が、かえって被害を広めている。
つづく・・・


弁護士の費用は7桁に届くそうです。
財産からその費用を引き、残った分を債権者へ配分すると。
当然のやり方かも知れませんが、泣く人は増えますね。
社員だってどうするのさ?